じょーいの散歩道

自転車であちこち散歩しています。

【奈良ポタリング】三郷町を自転車で散歩【龍田大社】

こんにちは!じょーいです。

今回は奈良県三郷町」を自転車散歩しました。


三郷町は古くから大和と河内を結ぶ交通の要衝として栄えた地域で、三郷町界隈を万葉集に詠まれた歌がたくさんある歴史探訪散歩好きにはたまらない町です。



「我が行は 七日過ぎじ 竜田彦

ゆめこの花を 風にな散らし」

作者 高橋虫麻呂

現代語訳
私たちの旅は、七日は超えないでしょう。風の神である竜田彦よ、決してこの花を風に散らさないで下さい。

このような歌の石碑がたくさんあります。


また聖徳太子ともゆかりがある地域です。

法隆寺のあるお隣の斑鳩町と合わせ、この界隈は見処が満載。

一度に全てを散歩できないので、今回は「龍田大社」をメインに散歩してきました。

ではでは、龍田大社へ。

…と龍田大社へ向かう道中、神秘的な雰囲気の神社がありました。



神奈備神社


神秘的な雰囲気に吸い込まれていきます。


神奈備神社は龍田大社末社で、神奈備とは神様が住む森という意味だそうです。



何かいます!



カブトムシだ!

「カブトムシ 神秘の神社に あらわれた

模型やんか ほっこりするやん」

作者 じょーい

現代語訳
神秘的な雰囲気の中、急に模型のカブトムシが現れて、ほっこりしたよ

…さてさて龍田大社へ。



龍田大社



拝殿

龍田大社は「風の神様」として古くから多くの方に親しまれています。創建は約2100年前。

第十代崇神天皇の時代、凶作や疫病が流行した際、天皇の御夢に大神様が現れ「吾が宮を朝日の日向かう処、夕日の日隠る処の龍田の立野の小野に定まりて…」という御神託を授けられ、その通りに龍田大社を造営すると、豊作になり疫病も治まったと伝えられています。

また聖徳太子法隆寺を建立する際、龍田大社を訪れて祈願されました。

法隆寺のある斑鳩町には「龍田神社」がありますが、法隆寺落慶の際、法隆寺の守り神として龍田大社の御分霊をお祀りしたのが龍田神社だそうです。




白龍大明神


龍大神様



龍田恵美須神社



三室稲荷神社



下照神社

神秘的な雰囲気に心が洗われます。

あっという間に時間が過ぎてしまいました。



龍田大社をあとにして、大和川沿いを走ります。

聖徳太子もこの景色を見ていたのでしょうね。

確かに三郷町は「輝きと安らぎのあるまち」でした。

三郷町斑鳩町界隈…まだまだ見処がたくさんあるので、また自転車散歩に来たいと思います。

今回の散歩はここで終わります。

じょーいの散歩道でした。